転倒 転倒の評価は問診が重要である 1.「家の中でいつも同じところで躓く」 2.「あそこの敷居に足がよく引っかかって危ない」 3.「昨日、また家の中でこけました」 等々は、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師の施術中、患者との会話でよく耳にしないだろうか。 ここで、『転倒』について考えてみることにする。 転倒とは、単純に言うと『転ぶこと』であるが、... 2019-12-27
動作分析 正常動作を理解することで異常動作が見えてくる 鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師の皆さんは、動作を評価に難渋をしていないだろうか? 理学療法士・作業療法士は養成校時代や実習中に「動作分析」を学ぶ機会が多く設けられており、利用者の動作から機能障害を予測する練習を学生時代が行っている。 しかし、鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師の皆さんは「動作分析」に... 2019-12-25
栄養 在宅高齢者は運動不足と低栄養により徐々に衰弱していく 日本の平均寿命は未だに上がっている。 平均寿命は女性は90歳に近づき、男性も80歳を超えてきた。 そのため、一人暮らしや老々夫婦にて在宅生活をしている高齢者が増加している。 高齢者の在宅生活では、運動不足と低栄養が大きな問題となっている。 高齢者になると仕事をしていないことや知り合いとの死別等により人間関係が希薄になる... 2019-12-15
ADL 基本動作の改善は応用動作の改善に大きく影響する 買い物が上手くできない 犬の散歩ができない 調理ができない 服の着脱ができない お風呂の出入りができない などは多くの要介護状態の方が抱えている生活課題であり、鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師の皆さんもこれらの問題に対して対応しているだろう。 これらの動作は、応用的動作と呼ばれるものである。 動作は代別すると... 2019-12-12
リスク管理 リハビリテーションを阻害する起立性低血圧 起立性低血圧によりリハビリテーションをうまく展開できない症例に出会ったことはないだろうか? 訪問マッサージや鍼灸の往診などで寝たきりの方に座位になって頂いた時 立ち上がり練習をするために、座位から立ち上がった時 にめまいが生じて、転倒しそうになることが度々認められる。 これは「起立性低血圧」という現象である。 臥位から... 2019-12-06
疼痛 疼痛の評価を出来ていますか? リハビリテーションを行う上で難渋するのが「疼痛」である。 疼痛がある利用者に対してどのようにリハビリテーションを進めてよいか悩んだ鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師の方は多いのではないだろうか。 疼痛に対する対応は、疼痛の種類を明確にすることから始まる。 近年、疼痛の研究が進んでおり次のように疼痛は分類されてい... 2019-12-04
ADL 動作が出来る・出来ないだけでなく、どのような動作をしているのか?を評価すること 高齢者のリハビリテーションの現場では、ADL動作の改善が求められる。 そのため、鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師の方は、利用者がADL動作が出来ているか?出来ていないか?を評価することが多いだろう。 しかし、実はADLは出来ているか?出来ていないか?だけでなく、どのような動作をしているのか?を評価することが重... 2019-12-02
ADL 鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師が知っておきたいADLのこと この利用者さんのADLはどんな感じですか? ADLが低いため、在宅生活が難しいです ADLを上げるリハビリをしてほしいです と鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師の方は言われたことはないだろうか? ADLとは Activities of Daily Livingの略で「日常生活動作」と訳される。 ADLは歯磨き、... 2019-11-25
通所介護 通所介護に求められる役割が変わる 2018年度介護報酬改定では通所介護の役割が大きく変わりました。 要介護状態の高齢者の居場所づくりだけでなく、日常生活動作(ADL)と栄養を改善させる積極的な場が期待されるようになった。 それを表すものが ADL維持等加算 栄養改善加算 栄養スクリーニング加算 の導入である。 この中で機能訓練指導員の柔道整復師や鍼灸師... 2019-11-15